いぼ治療のこと教えます

いぼとは

人間の皮膚は、表面から表皮、真皮、皮下組織という何層もの構造になっていて、外界からの刺激やウイルス・細菌などの感染を防ぐようになっています。
ですので、健康な皮膚にはウイルスが原因で出来ることの多いいぼも、通常できないのですが、小さな傷があったりして、そこから感染するといぼができてしまいます。
いぼは、放置しておくと、増殖して数が増えたり、大きさが大きくなってしまったりするものですが、あくまでも良性の腫瘍なので、絶対に早期に治療しなければならないというものでもありません。
いぼが、よく出来やすい部位は手や足です。
また、口唇や鼻の穴、舌などにもいぼができることがあります。
大きさは様々で、親指大くらいの大きいものから、米粒くらいのものまであります。
心配のいらないいぼの場合は、治療しなくても問題はないのですが、最近では、美容の観点から治す人が増えてきています。
どうしても気になるようだったら、一度病院を受診して医師に相談をして、適切な治療を受けるようにしましょう。

いぼの治療について

ウイルスが原因でできるいぼは、人へ感染する可能性がありますので、その感染を防ぐためにも早めに治療を行なう事が望まれます。
老人性のいぼなどウイルスが原因ではないいぼの場合は、人への感染の恐れもなく、自然と消えてしまうものが多いので、早急に治療しなくても問題はありません。
主に、液体窒素を使ったもの、レーザーでの切除、薬剤療法などがあります。
使用される薬剤には、サリチル酸、トリクロロ酢酸、ホルムアルデヒド、カンタリジン、 グルタルアルデヒド、 ポドフィリンなどがあります。
薬剤での治療は、他の方法と比べると長期間かかり、何度も繰り返して行う必要がありますが、レーザーや液体窒素による凍結療法などのように痛みがないのが利点です。
レーザーや液体窒素で除去してもなかなか治らない場合は、局所注射を行なうこともあります。
また、大きくなってしまったものや、特殊な場所にあるものの場合で、他の方法で行なってもなかなか治らない時には、切開切除法という手術が行われることもあります。
このように、いぼの治療法はひとつではなく様々ですので、いぼの種類に適したものを受けることが大切になります。

皮膚科でのいぼの治療

皮膚科でのいぼ治療の方法は、ドライアイスや液体窒素による凍結療法、抗がん剤の局部注射、電気凝固療法などが行なわれます。
ウイルス性のいぼの場合、一般的に行なわれるのが液体窒素による治療です。
液体窒素療法とは、マイナス196℃の液体で皮膚を低温火傷させることで炎症を起こさせる方法です。
治療時の痛みが強いことと、通院期間が長いことが欠点となります。
老人性イボの場合は、一般的にレーザーでの治療が行なわれます。
レーザーでの場合は、局所麻酔が必要となりますが、液体窒素による方法よりも通院期間が短いことからも人気のある治療法となっています。
皮膚科にとって、いぼの治療は難しいものではないので、どこの皮膚科へ行っても差は殆どないといって良いでしょう。

自分でできるいぼの治療

軽度のいぼであれば、自分で市販の薬などを使って治療する事ができます。
昔から有名な治療薬に、「イボコロリ」というものがあります。
最近では、塗るタイプの治療薬のほかに、絆創膏タイプの治療薬もでていて、バリエーションが豊かになっています。
いぼ治療薬は、患部に塗ったり貼ったりすると、すぐに乾燥して薄い膜をつくり、硬くなった皮膚を軟らかくしていぼを除去します。
但し、老人性のいぼなど効果のないいぼもありますので注意しましょう。
また、顔や首すじなど皮膚の薄い場所へ使うことはできませんので使用するときは注意事項をよく読んで使うようにしましょう。
市販のいぼ治療薬を使っても効果を感じないという場合には、専門の病院を受診して、他の治療法を試してみましょう。

漢方でいぼが治療できる

いぼを漢方で治療することもできます。
漢方でよくある方法としては、板藍根(ばんらんこん)という生薬を煮出した煎じ薬でいぼを洗うことです。
飲んで治療をするものでは、漢方薬の世界では「ヨクイニン」と呼ばれるハトムギのお茶が有名です。
ハトムギによる治療は、お医者さんも認めているいぼの治療法で、いぼが消えた後に肌がきれいになったとか、シミを消す効果もあります。
漢方でのいぼの治療は、完全に治すまで毎日十分な量を摂取する必要がありますので、治療するのに長期間かかることがあります。
水いぼの場合も、最近では漢方によっての治療が行われるようになってきました。
水いぼの治療には、紫雲膏を用いた方法が効果的なようです。
但し、一度塗ったからといって、劇的に効果があらわれるものではありませんので、毎日少しずつ塗っていくという根気のいる治療法となっています。

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